2015年6月5日金曜日

暮らしのこと About Community Supported Agriculture in East Hokkaido


何回も、家庭菜園やプランター菜園を試してはいますが、

うまくいきません。

狩猟採集民族の血が濃いのだろうなぁ、なんて、勝手に思っています。

それでも、野菜は今の生活の中できってもきれない食べ物ですから、買って調達していました。



ずっとオーガニックファームとして気になっていた現ソフィアファームさん

今年は、CSAという仕組みをとっているこの農場にお世話になっています。





CSAとは、Community Supported Agriculture の略語です。直訳すると「地域に支えられた農業」。

まだこの仕組み自体に実感はあまりないのですが、

野菜はおいしく、それに、毎週その野菜の育つ畑を見、空気を吸い、

ウサギや牛、そしてこの農場の人たち( WWOOFのボランティアの方々も)に会える時間に

ほっとしたものを覚える様になりました。

生きて暮らしていくのに、大事だなことだな、と思うことをやっている方々に頭が下がります。

この地域で応援できることがあるならば、それを選びたいと思います。




以下、ソフィアファームさんからの通信にあったCSAについてです。
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ここで、今年も、まずはじめにアメリカで初めてCSAを始め、CSAを作り、この活動を世界に広めた
ロビンのことばを紹介させてください。
CSAでは、活動に関わるすべてのものが利益を得ます。
活動に関わるすべてのものとは、CSA会員、農業者、農場(地球)、そしてさらに広範囲にわたる地域全体です。」

そして、その3つが、それぞれがどんな利益を得るかということを説明しています。

1、CSA会員は、
・新鮮で汚染の心配のない、採れたての野菜やハーブが手元に届く。
・スーパーと変わらない価格で、新鮮で安全な有機農産物を購入できる。
・自分たちの食べる物がどこで、どのように、
誰の手によって作られているのかを知り、
食物を育てるという奇跡を実体験する機会を得る。
・地元農業の自立経営をサポートし、
農地を保護する組織の一員となることで、
健全な地域経済の一端を担うことが出来る。
・食物を育て、地球を管理していく技術を学ぶことができる。
・土地や農業との関係を意識し、自分の生活を可能にしている
さまざまなプロセスへの関心を高める。

2、農業者は、
・調和のとれた方法で責任をもって生産した農産物を、
中間業者を通すこと無く、直接消費者からの支援を受けることで
存続可能な収入が見込める。
・自分の生産したものを買ってくれた人を知る喜びを味わえる。
その結果、
自らの仕事にさらに気を配り、
仕事に対する責任感とやりがいを感じるようになる。
・市場取引から解放され、生産業務に専念することができる。

3、農場は、
・土地開発から保護される。
・有害な栽培方法から保護される。
・肥沃で実り多い土地となる。

地域全体は、
・オープンスペースが確保され、
開発や工業化で急速に消失していく農業の重要な構成要素が保存でき、多様性を残すことで
周辺地域はさらに完全体の、満足できる生活の場となる。
・自分たちの未来について健全な関心を分かち合える人々が集まることで、
地域力を高めることができる。
・農産物売買の現金が地域内に流通することで、
遠方の企業を支持するよりも大きな経済の活性化をみることができる。