2016年10月25日火曜日

日本唯一の世界公式ルール毛刈り大会 JAPAN SHEARS 2016 on BOYA FARM


じゃーん!

羊の毛刈りをする道具です。

ご存じの方は当たり前なのかもしれませんが、初めてみました。

そして、毛刈り大会の世界大会まであるだなんて。


知っている顔、知っている牧場があり、結構応援に精がでてしまいました。

少し、やってみたいなぁ、とも!!


でも実は、HMH(ヒロユキ モチダ ホースマンシップ)の持田さんによる

 ナチュラルホースマンシップショーがお目当てでした。

馬たちの、初めての場所でそわそわする様子、羊に興味津々の様子、牧草で気が散って

持田さんとうまくいかない(笑)様子、、、楽しい時間でした。



2016年10月23日日曜日

森の中の小さな湖で Canoeing in a quiet lake in Akan National Park


阿寒湖を離れ、森に囲まれた静かな湖でカヌーをしてきました。

同じ日に阿寒湖も漕いできたのですが、雰囲気がまったく違います。

まるで、静と動のように。


この日は友人の機転でふいたパドルがお皿替わり。

水俣の天野さんの無農薬紅茶(しょうが入り)と、十勝しんむら牧場さんのクロテッドクリーム(Clotted cream)とスコーンを堪能しました。


アトリの群れだけが賑やかでした。


2016年10月21日金曜日

西の雪まつり、東のまりも祭り Marimo Festival 2016


、、、、、そう云われているのは知りませんでした。

1950年に始まったまりも祭り。

阿寒湖の、ほんの限られた場所に生息しているまりもは、

過去から現在までその時々の問題にさらされていますが、

この祭りが始まったきっかけは、

電力需要の為に湖の水位が下がり、それによりマリモの枯渇が心配となったことからです。

新聞の見出しに、「開発か、自然保護か」 という文字が並びました。

阿寒湖温泉街に住む人々が創り上げたお祭りです。


1日目(10月8日)は、マリモが現在置かれている状況やそもそもマリモってなんぞや?というレクチャーがあり、午後に阿寒湖北部にある生息地を見学します。



2日目3日目には、アイヌの人々が主体となる儀式や行進があります。


参加されたクスリ凸凹旅行舎塩さんのブログ(コチラ)

美しい写真と共にその様子が綴られています。どうぞご覧ください。


、、、わたしは見とれすぎ、撮れませんでした!


まりも祭りは、毎年10月8日、9日、10日に行われています。




English Info. of Marimo Fes.  (from Akan Tourist Information Center)

***Oct.9th
13:00 Marimo Dance Parade
@Eco Museum Center ~ Ainu Village
19:30 Ceremony Receiving Marimo
@Marimo no Sato Pier
19:45 Fire Torch Parade
@Marimo no Sato Pier ~ Ainu Village
20:15 Ainu Traditional Dance Competition
@Ainu Village
20:30 Ceremony Protecting Marimo
***Oct.10th
10:30 Marimo Parade
@Ainu Village ~ Marimo no Sato Pier
11:30 Ceremony Sending Marimo to the lake
Ainu Traditional Dance Competition
@Marimo no Sato Pier


2016年10月19日水曜日

ヒグマとシカとわたしのと。 Brawn bear's, Ezo deer's and mine.


阿寒川のほとりに、沢山の足跡がありました。

姿はない動物たちと交錯するような時間です。



ふたつの足跡の横に、ついつい並べてしまいたくなりました。

向かう方向は違いますけれど。


少しいったところにヤマブドウの蔓があり実が落ちていて、

こんな時そばにうんちがあるのだよなぁ、と思っていたら、ありました。



さあて、誰のでしょう?

2016年10月15日土曜日

森の中の鳥居 Torii in the woods


とある林道を走っていましたら、目に飛び込んできました。

最初は何かしら?とその正体に気が付けませんでしたが、

数は少ないながらも、前田一歩園林業さんの鳥居の様に立てかけてありました。

いつのものか分かりませんが、

こういった山の神様への祈りの場所に時間はずれていても立会えることが嬉しく思えました。



2016年10月13日木曜日

阿寒湖でOKI DUB AINU BANDコンサート!11/4 【イベント情報】


ここ阿寒湖温泉のアイヌシアターで、OKIさん率いるバンドのライブがあります。

11月4日(金)。見逃せません!

OKI DUB AINU BAND「UTARHYTHM」
発売記念 全国ツアー 2016 秋




詳しくは、こちらCHIKAR STUDIO HPをご覧ください。

2016年10月11日火曜日

秋の実り Fall season


今年は山葡萄もコクワも少なくて、たまに見つけてもその場で味わう程度です。

そんな中、ホオノキの実がたくさん生っているのを見つけました。

枝にはまだたくさん付いていて、下にあるのを拾ってみると、、、



6個も!

これを、煎じて飲みます。

香りのよいハーブティーの様で、1個で何度も何度も楽しめます。


それから、チョウセンゴミシは豊作(変わらず?)でした。

ロシア極東の先住民の村で、友人が風邪をひいた時に頂いたこの実。

お酒につけてあったのをハチミツと一緒に飲んだのか、

ハチミツ漬けになっていたのか、

はたまた生の実とハチミツを一緒に口にしたのか、、、、

忘れてしまったのですが、

ハチミツとこの実の事だけ覚えています。

さあて?


今回はハチミツ漬けにしてみました。

2016年10月9日日曜日

雪虫と初雪 


阿寒の森で10月1日に雪虫を見てから1週間後の10月7日。

雌阿寒岳、雄阿寒岳にも雪が降り積もっていました。


トドノネノオオワタムシ、実は初夏にも目立たないながら移動のため飛翔しているそうです。


肝心要の山の写真はカメラ忘れてありません。とほほ。

胸の内に収めました。

これから、何℃かな~と温度計やらアメダスをみるのが楽しみな毎日が始まります☆

2016年10月7日金曜日

ジビエ料理と家庭料理


獲ったらすぐに放血、内臓抜き!


というのが大きく頭にあるのですが、

どうも、どの動物にも当てはまる訳ではなさそうだと知ったのは最近のことです。


日本の料理の仕方と、ヨーロッパの料理の方法の違いからくるのでしょうか。

凝ったことはできないけれど、より美味しく頂く為には、やってみよう!

と、ただいまエゾライチョウを「熟成中」です。

なんと、その期間2~3週間です。

もちろん、家庭の小さな冷蔵庫の中でのこと。

プロと同じようにはなりませんが、どんな変化になるか楽しみです。




2016年10月5日水曜日

気になる山葡萄、コクワそれからどんぐり。

昨年、豊作に思えた山の実。

この天候ではどうなるか分からないなぁ、、、と今年夏に思ってはいたものの、

実が付いているのは見ていました。

けれども実際見に行きますと、

・小ぶり
・熟していない
・ひと房に付く実が少ない

のが目立つように思えました。




なので昨年はジャムやお酒などたくさん加工しましたが、

今年はその場で味わうだけにしておきました。

何だか、採る氣も失せてしまうようでした。


「森の動物たち、大丈夫かなぁ。」

直接はどうしようも出来ないけれど、どきどきしてしまいます。


2016年10月4日火曜日

10月の歳時記 Calender of Oct.






10月のイベント等の案内です。
 ※随時更新していきます。

・10月2日(日) 「ぺんけとーパンケトー自然探勝会」(終了)
・~10月28日:千本タイマツ
・~11月27日:アイヌアート展
・~11月30日:イオマンテの火まつり -秋ヴァージョン-
☆~12月中旬 :ボッケ遊歩道改修工事(現在工事中)
☆10月8日~10日:第67回まりも祭り
☆10月23日:阿寒クラシックトレイル「川の道」(募集中)
☆10月29日~31日:ハロウィンイベント

☆の詳細は下記をご覧ください。
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☆ボッケ遊歩道改修中! ~12月中旬予定

北海道と環境省で、ボッケ遊歩道の柵や路盤の取り替え工事を行っています。
通行の際はご注意ください。





 ☆10月8日~10日:第67回まりも祭り

 8日:マリモレクチャー「マリモの生育と環境攪乱」、まりも生息地見学(定員30名さま)
 9日:まりも踊り行進、まりもを迎える儀式、タイマツ行進、アイヌ民族舞踊の競演
10日:まりもを送る儀式、中学校吹奏楽部演奏など

詳しくは、コチラの観光協会からのご案内をご覧ください。



☆10月23日:阿寒クラシックトレイル「川の道」(募集中) 

 古代から人や動物たちの移動ルートだった阿寒川の川筋に、19世紀の初頭、江戸幕府により網走山道が拓かれた。釧路と阿寒湖の間に広がる原生林の中に作られた1本の馬車道である。
 深い森の中のその道を通る者は、鹿の踏み跡や糞、クマゲラの食痕、川鳥の鳴き声、はたまた熊の足跡などを見たことだろう。
 上飽別からピリカネップへと至る「川の道」ルートは、そんな往時を忍ばせる道だ。
                                     (阿寒クラシックトレイル紹介文より)

約7.6キロの道のりです。
阿寒クラシックトレイルについてはコチラをご覧ください(クスリ凸凹旅行舎)
お問い合わせ、お申し込みは、阿寒ネイチャーセンターまでお願い致します。
 0154-67-2801(担当:安井)


☆10月29日~31日:ハロウィンイベント

 毎晩20:50分頃に花火があがります。

 近畿日本ツーリスト・クラブツーリズム主催


2016年10月3日月曜日

鳥類標識調査 Bird Banding in Akan


9月末のことですが、阿寒湖畔スキー場で鳥類標識調査が行われていました。

ふらり寄ってみたのですが、誰もいらっしゃらず。

ここ阿寒でもやっていたとは、初めて知りました。


バンディングに関わらず、調査・研究から「知ることのできる」ことは沢山あります。

けれど、その影も心にとめておきたいことです。

2016年10月1日土曜日

猟期が始まります Hunting season 2016 (1st Oct.- 31 Jun.)


北海道では、10月1日から狩猟期間が始まります(~1月31日まで)。

エゾシカ猟は地域によってその期間が異なっていますが、わたしの住む地域では

10月1日から3月31日までです。

どこで狩猟をしていいのか、道有林・国有林・鳥獣保護区等の禁止区域を確認して行います。


北海道猟友会の猟友会報の写真はエゾライチョウの若鳥です。嬉。

猟期前に読み返したいろいろな著作の中で、

どうしたって氣になるのはエゾライチョウについての記述でした。

観察も含めて、いろいろ楽しみです。


今年は罠も用意しました。

日本では、輪の直径が12センチを超えるくくりわな、

締付け防止金具が装着されていないくくりわなの使用が禁止されていますから、

カナダ・ユーコンで見せてもらったような針金で簡単にできる罠は設置できません。

真ん中に見えるのがウサギの通った跡。道になっている。

小枝などを利用して、輪に入るように誘導。

仕組は簡単。針金だけ。

 でも何より、ウサギの足跡が探せるかが鍵です!